2014年1月21日火曜日

月経における体内の仕組みについての考察


月経とは、女性の子宮から周期的に起こる、生理的出血のことである。
一般的には「生理」と呼ばれているが、この生理的出血現象についての解明はまだ未完成のままだ。
そこで、もう少し緻密に体内での現象発生の原因と反応の仕組みを考えてみた。

月経が起こる理由だが、大まかに言えば、子宮内部及びその周辺の洗浄を行うことで、妊娠環境を維持するために起こしている体内現象なのである。
目的は、妊娠時における子宮内を無菌状態にするためだ。
妊娠時に正常な胎児を育てるためには無菌状態が必要なのである。
つまり、胎児は無菌状態でなければ正常に生まれないということになる。
例えば、鶏の卵の殻無しでは人工孵化はできないと言われている。
それは完璧に近い無菌状態を作り出す卵の殻が内部を守っているからである。

もし、母体に外部から薬や細菌の混入するような事態があれば、妊娠できたとしても奇形が産まれる可能性が高い。
これを防ぐためには、女性はできるだけ無菌状態を維持できるよう努力しなければならない。

さて、そのためには「月経」の詳しい仕組みを知っておく必要があるだろう。
出産可能な女性はひと月に一度およそ一週間の生理的出血現象が起きる。
それは体内に溜まってしまった不要物を排除するためであるが、その時に体中の血液が使われる。
つまり、出血とともに不要物が一緒に排除される仕組みなのだ。
しかし、その時に痛みや腸内の機能低下を引き起こし、その期間の体調が崩れる場合が多い。
それは、排出する部分に不要物が集められるためで、その影響が出てしまうのだ。
下腹部に集められた不要物は、排出されるまでの間、その周辺の身体機能を低下させてしまう。
それを防ぐには、一刻も早く不要物を排出するしか方法が無い。
つまり、絶対排便停止状態になってはいけないのだ。
そのためには、整腸作用のある食物や飲み物を摂取し、できるだけスムーズに体内の機能を動かす努力をする必要がある。
そして、細菌の混入を防がなければならない。

現在、水道水の水質が悪化している状態にある。
妊娠している人は、十分に注意して生活して欲しいと思う。

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