2014年1月30日木曜日

親から子へ受け継がれる遺伝子の経路についての考察


現在、精子・卵子と呼ばれているものは、実際のところ事実確認ができていない。
それは、人間の体が無菌状態にあらず、常に細菌が蔓延る環境で生活しているからだ。
前回お話したように、子宮は無菌状態を確保するための場所であり、鶏の卵と同じように外部からの汚染を防ぐ機能を有している。
そこに入るには、精子も無菌でなければならない。
今までの既成概念を破壊して欲しい。
精子はおたまじゃくしのような形をしていない。
あんなに動くのであれば、目で観察してもその動きが判るはずだが、実際はただの液体なのだ。

受精の経緯としては、子宮に滲み込む形で精液が子宮内部に入って、中心部分に集まり、それを合図に子宮が膨らみ始める。
その内部に羊水が溜まり、精液が胎児の形を取り始める。
恐らく、子宮の滲み込む精液の成分量が胎児を形成できるレベルまで浸透しなければ受精はしないだろう。
その受精で男親の性質や形状が子供に遺伝する。
もちろん男親の遺伝質には、男性的なものと女性的なものとがある。
女親は、その胎児を育てる栄養を送り守る役目で子宮が活動する。
つまり、この時点で女親の性質は遺伝しない。
女親の性質が子に伝わるのは、生まれた赤ん坊を育てる時だろう。
それは子供が成長する途中の環境を女親が作るので、それに合わせた成長が子供の体や思考に起きてくる。
そして母親の遺伝が決定的になるのが、「母乳」だ。
母乳は赤ん坊の内部から浸透し、母親の性質を受け継ぐことになる。
だから、生まれたばかりの赤ん坊の顔は必ず父親に似ているはずで、赤ん坊が母親の母乳を飲み始めたら母親に似てくるのだ。

実の両親に育てられた子は少ない。
つまり、ほとんどが男親の性質のみを受け継いだ形になると思われる。
粉ミルクは、遺伝の成分が入っていないため、エネルギーとしての役目を果たしている。
母乳の出る母親の傍で育った場合は、母乳を与えた人の性質と実父の性質を受け継ぐことになるだろう。

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